[まがれい]


日本各地、千島、樺太、朝鮮、中国に産するが、主に北の方に多く、底引網などで漁獲される。体は楕円形で左ヒラメの右カレイと云われる通り、右側に両目が接近してある。
口は小さく左右不相称でいわゆる顎の方が発達している。
体のウロコは小さく、身卸しをする場合は、まず最初に丁寧に取る。沿岸の砂底にすみ、海底の小動物を捕食する。産卵期は春で、浮遊卵を産む。
新潟ではクチボソ、マコと呼ばれ低引網で一年中漁獲される。秋から冬にかけて身が厚くなり、クセのない身質は、姿のまま、煮ても焼いても揚げ物にしてもおいしく食べられる。
煮つけにするときは細かいウロコを出刃でこそげ、むめりも取って頭を落し、腹わたを抜く。
その時、血合いもいっしょに取り、水洗いし、水気をふいて切身にする。
さっと霜降りにして臭みを除き、水気をふき、煮立てた煮汁に重ならないように並べ、落しぶたをして煮る。汁をときどきすくいかけながら、煮汁がとろりとするまで煮る。器に盛り、針しょうがを天盛りにする。