[きんめ]

真っ赤な体に、光り輝く黄金色の大きな眼が名の由未。ただし、タイ科とは遠いキンメダイ科の魚。南方系で、茨城県以南の太平洋岸に分布。300m〜500mの深海にすむ。おもに一本釣りでとられ、相模湾では8〜10月が産卵期。全長50cm位。近縁のナンヨウキンメは体高が高く、うろこがやや大きく全長35cm位。相模湾、駿河湾、伊豆大島近海に分布。
ママダイの代わりに祝儀用として、お頭つきで用いられることがある。旬は冬で、12月頃から翌春頃までが脂がのり美味とされている。肉質は柔らかく、味が淡泊。
皮鮮度がよければ刺身にもなるが、身が柔らかく、少し臭みもあるので、あまり向かない。煮つけ、蒸し物、鍋物などにしあっさりした味付けにしたほうがよい。味噌清け、粕漬けにしても、肉がしまって味がよくなる。