[ほうぼう]

北海道以南の日本各地に分布。水深100m前後の砂泥底に棲む。水からあげられると浮き袋を使ってボーッボーッと大きな声を出すのでこの名がついた。近似種の小型でうろこの大きいカナガシラとよく間違えられるが、ホウボウの方が鱗が細かい(手で触れてざらざらする方がカナガシラ)。
ホウボウ類と近縁のカナガシラ類は種類が多く、味もいろいろあるが、ホウボウがもっとも美味とされる。
味は淡白でくせがなく、鮮度のよいものは刺身・姿造りに。他、塩焼き・煮つけ・わん種・から揚げなど、利用範囲の広い魚である。旬は12〜4月。おもに底引き網で通年とられる。