|
|
標準和名はウバガイ。通称 "北寄貝"。強い北風が吹いたとき海岸に打ち上げられるのでこの名が付いた。寒海性の二枚貝で、丸みのある三角形で、長さ10cm、高さ8.5cm、幅5.5cm位の大きさ。厚くてかたい殼を持つ。銚子以北の太平洋岸と富山県以北の日本海に分布。比較的水深の浅い砂底にすむ流通量は少ないが、肉、貝柱ともうま味、甘味が強い。旬は冬から春。 東北、北海道が主産地で、三陸産があまり砂を含まないので良品とされる。けた網でとる。福島県相馬地方では養殖も行われており、そのほか市場には、カナダ産の輸入品も出まわっている。4〜7月に産卵。30年以上の寿命があるといわれる。成長が遅く7〜8センチになるのに5〜10年もかかり、10センチ以上になるには20年もかかるといわれる。 |
|---|---|
|
生貝のままか、むき身として箱詰めで出回る。新鮮なものは刺身、酢の物がよく、殻からはずしてわたを除き、わさび醤油や酢味噌などで食べる。
さっと熱湯に通してもよい。むき身は煮つけにしたり、みりん醤油につけて焼くとわたも食べられて美味い。また、バター焼きもよい。水煮缶詰めや干物にも加工する。とくに貝柱はホタテガイとともに干し貝柱の主原料。 |
|